TAKO塾長(自画像)
ニックネーム: TAKO
姓名のイニシャルをシャッフルして名付けたニックネームです。学歴・職歴・趣味・資格などの詳細は次のとおりです。
学歴および職歴
① 理系大学院 → 就職(研究開発)
国立大学 食品工業化学科 卒業および大学院 生化学制御学科 修了。「科学者になりたい」という子供の頃からの夢が叶い、大手化学会社(年商6000億円)の生命工学研究所で医薬品の研究開発職に就くことができました。
設備・予算・パートナー人材において最高の職場環境に恵まれたおかげで、私は入社2年目の若さで開発プロジェクトの責任者になっていました。
ところが、入社して5年が過ぎたころから「技術の専門性だけでは生き残っていけない」と感じ始めました。医療技術の進歩スピードが速いことやグローバルな業界再編の激しさから、研究開発職の現役プレーヤーとしての選手寿命を真剣に考えるようになりました🐙。
また、会社組織の一員という観点から技術職キャリアを見立てると、技術職としてどんなに成果を出しても40歳くらいでラボマネージャーになれればいい方で、技術職から社長への昇格は過去に例がなく、50歳前でお役御免にて関連部門に出向となります。そのような大企業の技術職サラリーマンとしての将来像が、当時の私には切なく感じました🐙。
その一方で、ステークホルダーの調整(権利の持分)が困難となったことから ”私が研究開発した新規成分の商品化ができなかった” という無念さがあって、”自分が開発した新製品を自らの手で販売したい“という思いが強くなってきました🐙。この職業観の変化が、後に大企業の正社員からドロップアウトする「傍流キャリア人生」の始まりでした。
② ドロップアウト → 文系大学院 → 文系シフト:転職(広告営業+顧客情報分析)
私は社会人大学院入学制度を利用して、私立大学 大学院 商学研究科で会計とマーケティングを学び始めました。その在学中に、化粧品・健康補助食品通販の中堅企業(年商200億円)に転職し、前職とは畑違いの広告営業(BtoC)と顧客情報分析を担当しました。
ちなみに、ウェブ系エンジニアリングは独学です🐙。全くのゼロからまずはHTMLとCSSを勉強し、次にPHPとJavaScript をかじりました。
《通販会社勤務時代のエピソード》
広告戦略が成功して、通販事業は全国規模で急拡大しました。その一方で、顧客の個人情報と購買行動の分析結果から、ある特定の食品に対するアレルギーの発生率と顧客の疾病歴や年齢との間に相関性があることを発見しました。
私は、アレルギー予防策として「消費者の購入時にそのアレルギー情報を告知して注意喚起するべき」と考えるようになりました🐙。当時の社長も私と同じ考えでした。
そこで、アレルギーの事実を公表してほしくない業同他社からの猛反対を押し切り(何度も修羅場や脅しを経験しました)、まだアレルギー表示義務の法律整備が十分ではなかった時代に、”商品パッケージへのアレルギー警告表示(禁忌事項を含む)” を食品業界で初めて実現させました。今では、その当時の表記スタイルが食品業界で広く普及しています。
③ 理系 × 文系:転職(技術営業)→ 左遷(新規開拓営業)
次に、食品製造販売の中小企業(年商20億円)に転職し、製品開発・技術営業・広報(BtoB)・契約法務を兼務しました。売上は順調に伸びて、私は取締役(CTO)に昇格しました。そして、私は業界初のユニークな食品商材を開発し、特許を取得後に広報活動の準備を始めました。
いよいよこれからというとき、不可解な事件をきっかけに役員の大半が解任され、私は地方の営業所に左遷されました。土地勘も人脈もない新転地で、たった一人でゼロからの新規開拓営業(BtoB)という厳しい船出となりました。最初の1年間は、ほぼノイローゼでした🐙。
取引先の担当者の新商品企画書と販促企画書の作成代行やその卸先販社の販売支援を無償で泥臭くやりました。飛び込み営業も積極的にやりましたが、ほとんどが門前払いでした。また、取引先とのトラブルから訴訟や裁判も経験しました。
そんな中で、私は上述の本社勤務時代に自ら開発した食品商材を技術志向の強い通販企業や食品メーカーにターゲットを絞って集中的に営業したところ、少しずつ風向きが変わってきました。その3年後、私は年間新規売上No.1の営業マンになっていました。
気がつくと、私の新規受注の多くは新規開拓したクライアント様や業界関係者のクチコミの連鎖になっていました。まるで、わらしべ長者のような幸運でした。ちなみに、私が開発した商材は今となっては会社の収益源の柱になっています。
④ 文理融合シフト:異動(通販の経営実務)
現在、私は本社が買収した”赤字の通販企業(BtoC)の経営の立て直し”を担当しています。本社事業とは独立採算の通販事業部として再スタートさせました。コスト削減やリストラを決行しつつ、経営実務に悪戦苦闘中です🐙。
以上のとおり、私自身は理系と文系のダブルマスター(大学院修士)を有し、大中小の3種の企業を順に渡り歩き、技術開発→広告営業→技術営業→経営実務へと転身した文理融合キャリアの実例です。
《注釈》
・BtoC: 企業から一般消費者への商品販売ビジネス
・BtoB: 企業間の商品売買ビジネス(特注仕様商品の製造受委託事業を含む)
文理融合キャリア構築の専門家としての経歴
2009年にキャリアデベロップメントアドバイザー(民間資格)を、2016年にキャリアコンサルタント(国家資格)を取得しました。
個人ボランティアとして、下記のとおりキャリア相談(受験・就活・異動・転職・職種変更・仕事内容・人間関係などのお悩み)に応じています。
・高校1年生の文理選択
・理系の高校3年生の文転大学受験
・理系大学生および大学院生の文系就職(例:営業、法務、経理、人事、フリーランス)
・文系大学生および大学院生のIT企業への就職(例:システムエンジニア)
・文系大学生の食品メーカーへ就職(例:商品企画開発)
・文系大学生および大学院生のメーカーへの就職(例:営業、法務、経理、人事)
・メーカーおよびITの技術職から文系職への異動、転職、独立(例:営業、法務、経理、人事、士業)
・メーカーおよびITの技術職(プレーヤー)から管理職(マネージャー)への昇進(ラボマネージャー、プロジェクトチーフ、技術主任、技官)
・IT企業または通販企業のサービス職からの理系職への異動および転職(例:フロントエンドのウェブ系エンジニア)
趣味
・格闘技観戦(特にボクシング:マイク・タイソンさんと井上尚弥さんのファン)
・ゴルフ(コロナ禍では週1の打ちっぱなしのみ)
・散歩(毎朝のルーティン)
・美術館巡り(ロスコとモディリアーニのファン)
・ミュージカル・オペラ・落語の観劇(サラ・ブライトマンさんのファン)
・ジブリ映画の鑑賞(”千と千尋の神隠し”とショートムービー ”On Your Mark” が大好き)
・掌編小説(ショートショート)の創作
座右の銘
・ 鉄は熱いうちに打て!
・ 一隅を照らせ!
・ 人間万事塞翁が馬
掌編小説(ショートショート)の創作
「理系→文系→理系+文系→文系→文理融合」のキャリア変遷の私ですが、思考と感情のバランス調整による精神安定化の一環としてショートショートの創作を始めました。平均2000〜5000文字程度の物語を定期的に投稿しています。
住所
関西(海のすぐ近くに自宅があります)
資格
・キャリアコンサルタント(国家資格)
・キャリアデベロップメントアドバイザー(民間資格)
・特許管理士(特許や商標の調査および出願のときに役立ちました。)
・自動二輪車免許(21歳のころ全国をツーリングしました。)
長所・短所
●長所
・好奇心が旺盛(斬新なものや独創的なものが大好き→マルチポテンシャライト)
・割とコツコツ努力するタイプ
・他人の痛みに共感できること(誰にでもというわけではありませんが、恵まれない子供たちの一時保護やこども食堂の経済支援などボランティアをやっています。)
●短所
・事務仕事が苦手
・日本語の読み書きが遅い。
・お世辞、ゴマスリ、根回しが大嫌い(処世術が下手)。
・割と飽きやすい(上述の長所の「新しいもの好き」と表裏一体かもしれません)。
以上